休みの日には、人混みから少し離れてゆったりとした時間を過ごしたい方は多いのではないでしょうか。
今回は、自然や歴史などに触れて癒される場所として、「御器所八幡宮」の魅力について解説します。
名古屋市昭和区にお住まいを検討している方は、ぜひご参考になさってください。
名古屋市昭和区にある御器所八幡宮の歴史をご紹介!
御器所八幡宮(ごきそはちまんぐう)は創立年代不詳と伝えられていますが、一説では五十四代帝である仁明天皇に勅願社とされ、熱田神宮鬼門方位の守護として鎮座されたと言われています。
織田信長公の家臣団に加わる佐久間家一門が、居城としていた御器所西城鎮護の社として、また領内守護の社として尊崇されていたと考えられています。
御祭神は八幡大神で、応神天皇、神功皇后、比売神の三神が、欽明天皇の御代に豊前国宇佐郡の御許山に初めて現れ、大神比義によって祀られるようになりました。
大神さまの御神徳にあやかり、厄除け開運や合格必勝・縁結び祈願などを求める方でにぎわっています。
御器所八幡宮には学問の神、菅原道真公をお祀りした御器所天満宮があります。
菅原道真公は、幼いころより詩才をあらわし、やがて才能を認められ醍醐天皇の御世に右大臣にまで異例の出世を果たした人物です。
他にも、「重軽石」が置かれており、体の調子が悪い場合は石を撫でて、その手で悪い箇所を撫でると癒されると信じられており、多くの方が神様の力を求めて参拝しています。
名古屋市昭和区にある御器所八幡宮の夏祭りをご紹介!
名古屋市昭和区にある御器八幡宮では、1年を通して四季を感じることができるさまざまなお祭りをおこなっています。
そのなかでも、「夏越の祓」の儀式のひとつとしておこなわれる「茅輪くぐり」という行事があります。
「茅輪くぐり」は、蘇民将来がスサノオノミコトを助けた際に、スサノオノミコトより授かった知恵により疫病を免れたことに因み、全国のお社で斎行される神事です。
参列者には御茅を無料で配ってくれるので、御茅は夏季の間、神棚か玄関先に飾っておくのが良いとされています。
その他にも「赤丸神事」という、稚児に朱のしるしをつけて虫封じを願う神事で、夏祭りとも称されるものもあります。
この地方に古くから伝わる風習で、稲に虫が付かないようにするまじないが転じたものだと考えれています。
7月31日と8月1日の午後5時30分頃からおこなわれ、7月31日には先立って「茅の輪くぐり」がおこなわれます。
名古屋市昭和区にある御器所八幡宮のアクセス情報
●所在地:愛知県名古屋市昭和区御器所4-4-24
●アクセス方法(電車):鶴舞線「荒畑駅」4番出口より南へ800m
●アクセス方法(自動車):吹上インターより南へ5分、高辻インターより東北に3分
●アクセス方法(市バス):「金山駅」より15分、「御器所駅」より10分※ただし昼間便なし
●駐車場:あり(第1駐車場、第2駐車場、境内駐車場、臨時駐車場)
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まとめ
名古屋市昭和区の御器所八幡宮のご紹介をしました。
御器所八幡宮には長い歴史があり、1年を通して厄除祭や夏祭りなどのさまざまなお祭りや神事をおこなっています。
そのひとつひとつに意味があるので、その地域に伝わる風習や神事の由来を知ることで歴史を学ぶことができます。
名古屋市昭和区周辺にお出かけの際は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
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