核家族化が進み、共働き世帯が増えるなか、子育てに関する両親への負担増加が懸念されている昨今。
全国の自治体では子育て支援制度の充実に力を入れています。
そこで今回は、名古屋市に住まいをお探しの方や、名古屋市で子育て中の方に向けて、名古屋市の子育て支援についてご紹介します。
名古屋市の子育て支援！「児童手当」と「子ども医療費助成制度」
名古屋市がおこなう、子育てに関する手当・助成制度をご紹介します。
●「児童手当」
中学3年生までの子どもを養育している方が申請することにより、年齢区分に応じた児童手当が支給されます。
●0歳から3歳未満 手当月額1万5千円
●3歳から小学生の第1子・第2子 手当月額1万円
●3歳から小学生の第3子以降 手当月額1万5千円
●中学生 手当月額1万円
ただし、請求者（受給者）の所得が所得制限限度額以上である場合は、子どもの人数や年齢区分に関わらず、子ども1人につき月額5千円が支給されます。
●「子ども医療費助成制度」
18歳に到達した年度末までに、病院などで受診した医療費の自己負担額が助成される制度です。
健康保険証とともに医療証を窓口に提出することにより、医療費（保険診療分）の自己負担額が無料となります。
名古屋市で受けられる子育てに関する支援やサポート事業をご紹介
●「なごや未来っ子応援制度」
企業・地域・行政との連携により、社会全体で子どもと子育て家庭を応援する目的で、子育て家庭優待カード事業などをおこなう制度です。
子育て家庭優待カードを提示することにより、協賛店が独自に定める割引などの特典を受けることができます。
●「のびのび子育てサポート事業」
子育ての手助けをしてほしいときに、子育てのお手伝いをしてくれる方を紹介してもらい、一時的に子育ての援助をしてもらえる事業です。
この事業は、行政による（公助）支援ではなく、市民相互の助け合い（共助）によるもので、活動をとおして地域における人間関係の構築にもつながるでしょう。
●「産前・産後ヘルプ事業」
妊娠中または出産後間もない時期で体調がすぐれず、家事や育児が困難な場合にヘルパーを派遣してもらえる事業です。
妊娠中から産後6か月まで利用でき、調理・洗濯・掃除などの家事や授乳などの育児の援助を受けられます。
名古屋市では、これらの子育てサポート事業を含む、子育て支援情報を提供するアプリを配信しています。
●「なごや子育てアプリNAGOMii(なごみー)」
子どもの月齢に合わせた情報が名古屋市から届くほか、子育て支援情報や相談窓口など、名古屋市における子育て家庭に必要な情報が確認できます。
妊娠、出産、子育てと、それぞれの状況に合った情報を得られるこちらのアプリ、是非ダウンロードのうえ活用してみてください。
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まとめ
名古屋市民が受けられる子育て支援をご紹介しました。
名古屋市では「子どもの権利を保障するとともに、子どもの視点に立ち、子どもの健やかな育ちを社会全体で見守るまち」をめざすまちの姿として掲げています。
自治体のおこなう子育てに関する支援制度も、住まい探しの決め手のひとつとなるのではないでしょうか。
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