名古屋市瑞穂区の山崎川沿いに建てられた東山荘(とうざんそう)は、平成25年6月21日に国の登録有形文化財に指定された建造物です。
瑞穂区役所駅から徒歩12分ほどの場所にあり、3,600坪ある広大な庭園ではで茶道や花道、読書会などを楽しむことができます。
今回の記事では、「東山荘」の歴史や見どころをご紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
名古屋市瑞穂区「東山荘」の施設概要とは
「東山荘」とは、線布問屋であった伊東信一氏の別荘として建てられ、伊東家の山荘という意味から「東山荘」と名付けられた国の登録有形文化財です。
伊東氏は昭和11年に亡くなりましたが、「東山荘を名古屋市に寄付し、市民に公開してほしい」と遺言を残したことで名古屋市瑞穂区は東山荘を昭和14年から公園として一般公開することになった歴史があります。
時代に先駆けた和洋室並置、複数の茶室は昭和43年から一般の方にも公開され利用できるようになっており、今では地元の方たちだけでなく観光客も訪れる施設になっているのです。
●所在地:名古屋市瑞穂区初日町2-3
●営業時間:午前9時~午後4時30分
●定休日:毎週月曜日、年末年始
●アクセス方法:地下鉄桜通線「瑞穂区役所」より徒歩12分、他バス便あり
名古屋市瑞穂区「東山荘」茶室や庭園の見どころをご紹介
続いて、約1万2,000㎡の広大な敷地をすべて周りきるのは大変なので見どころを厳正し、「東山荘」の茶室や庭園の見どころを解説していきます。
東山荘の入口である本玄関には華やかな生け花と、「控えめな美しさ」という花言葉の低木「利休梅」が植えられており、そこを通って館内に入れば、様々な行事をおこなう茶室・和室・洋室は全部で7部屋あります。
こちらの部屋で毎年季節毎にイベントを開催しており、市民茶会・箏曲コンサート・和楽器コンサートなどが楽しめますよ。
茶室は「東丘庵(とうきゅうあん)」、「仰西庵(こうさいあん)」の2部屋あり、仰西庵の露地庭から見える斜面下は今はもう水がないものの石組から「かなり豪快な滝が流れていたのだ」と感じられる造りに圧巻することでしょう。
また、季節の変化とともに異なる表情を見せてくれる庭園も何度行っても心を浄化される雰囲気が感じられます。
東山荘へ足を運ぶ前にホームページからイベント情報を確認してチケット購入を済ませるようにしましょう。
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まとめ
歴史ある施設「東山荘」について茶室から見える圧巻景色とイベント情報など見どころをご紹介いたしました。
緑豊かな名古屋市瑞穂区に行った際には、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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