公園は地域の治安や空気感を反映する場所であり、引っ越し先を決める際にもチェックしておきたいポイントです。
子どもの遊び場として活用されるほか、災害時の避難所としても重要です。
また、公園の由来や歴史を知ることで、その地域の意外な一面が見えてくることもあるでしょう。
今回は、地域の歴史と深く関わる公園として名古屋市昭和区にある川名公園についてご紹介します。
愛知県名古屋市昭和区にある「川名公園」とは
川名公園は名古屋市昭和区のほぼ中央に位置する公園です。
都市部の公園としては非常に広大であり、大通り3本に囲まれた三角形の敷地は5.5haの広さを誇っています。
現在川名公園がある場所は、かつて飯田街道を中心としてさまざまな商店や市場が集まっていた地域です。
名古屋と信州飯田を結ぶ飯田街道には東海道と違い関所がなかったため、古くから多くの人々に利用されてきました。
しかし昭和22年、戦災復興の一環として新たな防災公園の配置が都市計画で定められ、飯田街道周辺がその用地として選ばれたのです。
地域の人々は何らかの形で飯田街道を残してほしいと頼んだ結果、かつての飯田街道の形が現在も公園の園路として活かされるようになったのです。
川名公園は非常用のヘリポートや井戸が備わっており、広域避難場所としても指定されている防災公園でもあります。
また、園内には環境学習の森や昭和文化小劇場といったさまざまな施設が存在しており、子どもだけでなくさまざまな利用者で日々賑わっています。
●所在地:愛知県名古屋市昭和区広路通
●営業時間:24時間営業(一部施設を除く)
●定休日:なし(一部施設を除く)
●アクセス方法:名古屋市営地下鉄鶴舞線「川名」駅より徒歩1分
●駐車場:あり(有料)
愛知県名古屋市昭和区にある「川名公園」の設備と見どころ
防災公園である川名公園は大部分の面積が芝生広場になっています。
広々とした空間では、サッカーや凧揚げといった屋外のアクティビティが周囲を気にせず楽しめるでしょう。
広場周囲の園路は広く、ジョギングコースとしても整備されています。
また、子どもの遊び場として目を引くのは、大型複合遊具のスパークらんどです。
ゴムマットを土台として滑り台や橋わたりなど複数の遊具が1つになっており、公園の遊具でも大きな存在感を放っています。
夏場に訪れる際は、ウォーターランドも見逃せません。
内部に入ると霧状の水が吹き出す仕組みになっており、安全に水遊びが楽しめます。
さらに、豊かな自然も川名公園の見どころと言えるでしょう。
園内には環境学習の森や自然整体池など、自然と触れ合いさまざまな生き物を観察できる場所が用意されています。
昭和文化小劇場は2016年に開館した文化施設です。
演劇や舞踏などの成果発表として使えるほか、ワークショップなどの体験イベントも開催されています。
おすすめ物件情報|名古屋市昭和区の物件一覧
まとめ
防災公園として整備された川名公園には、防災設備だけでなく、広さを活かしさまざまな施設が存在しています。
子どもや大人も楽しめる地域に根ざした公園なので、名古屋市で引っ越し先を探している方はぜひ一度訪れてみてください。
私たち株式会社MLDKでは、名古屋市周辺の賃貸物件情報を多数取り扱っております。
お部屋探しの際はぜひ、当社までお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓