仕事や家事に追われる中、息抜きとして美術品を鑑賞されるお客様が増えております。
日本には多くの美術館があり、近現代のアート作品や日本画、彫刻などのさまざまな作品が展示されています。
今回は名古屋市昭和区にある昭和美術館について、施設概要や見どころを解説していきますので、昭和区へお住まいを検討されている方は参考にしてください。
名古屋市昭和区にある昭和美術館の概要
昭和美術館は、設立者の後藤幸三が長年かけて集めた書物や茶道具を展示している美術館です。
館内に所蔵されている約800点のうち80%は茶道に関するもので、なかには重要文化財もあるため、貴重な芸術品を拝見できるのが魅力です。
美術館の奥には庭園があり、季節によって庭園の雰囲気が変わるため、何度も訪れたくなるでしょう。
さらに、庭園内には、尾張藩の家老の渡辺規綱が建てた茶室を移築した南山寿荘と有合庵があり、日本建築の美しさを感じるでしょう。
庭園や南山寿荘、有合庵、別館の4つの施設は貸出可能で、講座や展示会を開催している場合もあります。
施設概要は下記のとおりとなります。
●施設名:昭和美術館
●所在地:名古屋市昭和区汐見町4-1
●営業時間:10時〜16時半
●定休日:月・火曜日
●アクセス方法:名古屋市営地下鉄鶴舞線「いりなか駅」から徒歩10分、金山11・16系統「藤成通5丁目」下車し徒歩8分、金山12系統「上山町」下車し徒歩6分
●駐車場:30台有
バスや電車からのアクセスも良いため、気軽に訪れやすいのも人気の1つでしょう。
名古屋市昭和区にある昭和美術館の見どころをご紹介
南山寿荘の建物の1階にある「捻駕籠(ねじかご)の席」という茶室は昭和美術館の見どころの1つでしょう。
南山寿荘は一般非公開ですが、不定期で捻駕籠の席の見学会を実施しており、茶室の魅力を知ることができるでしょう。
さらに、2022年3月20日〜7月10日までの間、茶碗・水指・花入をメインとなる展示会イベントを開催しています。
お茶を点てて飲むための茶碗と水を蓄えておく器となる水指、花を生ける用として水を入れる花入はすべて水と関連があります。
水を包む茶用具の美しい姿や感性を味えるでしょう。
また、昭和美術館で展示されている作品に関連したお題を設けて、萬葉集の歌を鑑賞するオンライン講座があるのも魅力でしょう。
当時の人々の様子や歌にある言葉の意味に関する丁寧かつ詳しい解説があるため、初めて萬葉集に触れる方、歌を学びたい方にはおすすめの講座となります。
講座ごとにテキスト資料を配布しており、資料のなかには当館に所蔵されている萬葉集のカラー画像もあるので、古社本の雰囲気も楽しめます。
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まとめ
昭和美術館は歴史のある茶道具や書物を公開している美術館であり、期間限定のイベントで茶碗や水指、花入の芸術品が見れます。
また、展示品と関連したお題で萬葉集の歌を鑑賞するオンライン講座も実施しております。
名古屋市昭和区にお住まいを考えている方は、ぜひ一度、昭和美術館へ訪れてみてください。
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