内見とは
不動産屋さんやインターネットで気に入った賃貸物件を見つけた際に、実際にその部屋を訪れて部屋の内部を見て、確認することを指します。
写真や情報のみではわからないことでも、内見をすることによって、その部屋を借りるかどうか最終的な判断をするための材料になります。
最近では、動画やオンライン会議ツールなどで内見を行う場合もあります。
転勤などをする場合でも、遠隔でお部屋を見ることができるので便利です。
内見の流れと時間
1.内見したいお部屋を見つける
仲介業者にコンタクトを取り、内見したい部屋を伝え、鍵を手配してもらいます。
その後、仲介業者の人に物件を案内してもらいます。
2.内見にかかる時間
1日に内見できる物件数は3件ほどが限度になります。
1箇所の内見は大体30分〜1時間ほどかかることが多いです。
時間帯によって環境が変わってくるので、どの状況でどの物件を見たいのかを決めておくと良いでしょう。
内見の見るべきポイント
・共用部分
共用部分が汚いと、管理が行き届いていなかったり、モラルがない人が住んでいる可能性があります。
・壁の厚さ
集合住宅において、騒音などの問題はとても重要です。
隣の部屋の人の生活音や上の階の人の足音などを聞き、その音を常日頃聴くことになることを想像してみましょう。
平日の昼間の内見であれば、外出している可能性があるので、夕方ごろに行ってみるといいかもしれません。
・におい
タバコなどの匂いが部屋に充満している場合があります。
そのほかにも異臭がしている場合は仲介業者に聞いてみましょう。
・水回りは清潔かどうか
以前の居住者の管理によっては、コバエの死骸があったり、カビが大量に発生していたりする場合もあります。
ついでに、シャワーの水圧やトイレのタンク状況も確認しておきましょう。
・家電や家具が置けるか
引っ越し先に置きたい家電や家具を実際に置けるか確認が必要です。
事前に大きさをチェックし、メジャーを持って再度置けるかどうかのチェックをしましょう。
・壁紙や床の汚れ
室内清掃をした後でも、残っている可能性があります。
事前に壁紙交換が可能かどうか聞いてみるのも手です。
・周辺環境をチェック
コンビニやスーパー、薬局や病院など日常生活に必要な施設が近くにあるかどうかを確認しておきましょう。
徒歩での移動を主にする人は要注意です。
徒歩・・分というふうな記載があっても、あくまで目安なので、しっかり最寄りの駅まで歩いてみてください。
防犯面に関しても、危険な道がないかなど確認が必要です。
内見後の決断は早めに！
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